今回スマートウォッチの中でも人気の高いApple Watch Series5とMi Band4を比べながらレビューしていきます。
どちらのデバイスも同じスマートウォッチですが、値段も仕様も全く異なるため、そもそも比べるべきではないのかもしれませんが、実際に二つともを使ってみてどう感じたかを伝えられれば良いなと思います。
[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]Mi Band4の機能についてはこの記事でもっと詳しくまとめています。[jin_icon_arrowbottom color=”#e9546b” size=”17px”]

Mi Band4とApple Watch Series5の仕様
Mi Band 4 | Apple Watch Series 5 | |
価格 | 3200円前後(AliExpress) 4000円前後(Amazon) | 42800円〜(税別) |
重さ | 22g | 40mm: 30.8g 44mm: 36.5g |
バッテリー | 最大20日 | 最大18時間 |
防水 | 10分間の50メートルの耐水性能 | 50メートルの耐水性能 |
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[2-left bg_color=”#f7f7f7″ title=”Mi Bandのここが良い” style=”1″]
- 安い&コスパがとにかく良い
- 充電が最大20日持つ
- 軽い
- 睡眠トラッカーとして使うには最適
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[2-right bg_color=”#f7f7f7″ title=”Mi Bandのここが微妙” style=”1″]
- ディスプレイが小さく、文字が読みにくい
- 日光の下では見えにくい
- 日本でキャッシュレス支払いの機能は使えない
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[2-left bg_color=”#f7f7f7″ title=”Apple Watchのここが良い” style=”1″]
- 基本的な機能に加え、サードパーティアプリを追加できる
- Suicaなどキャッシュレス支払いができる
- ディスプレイが大きいため文字が読みやすい
- バンドの種類が豊富
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[2-right bg_color=”#f7f7f7″ title=”Apple Watchのここが微妙” style=”1″]
- 値段が高い&コスパは微妙
- バッテリーの持続時間が短い
- 睡眠トラッカーとして使うには微妙
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結局どっちが良いの?
結論から言うと、どちらを買うべきかは、予算とどの機能を使うかによります。
スマートウォッチをとりあえず試してみたい、または最低限の機能で事足りるのであればMiBandがオススメです。AppleWatchにしかない機能が必要などはっきりとした使用目的があるのであれば、最新のAppleWatchを購入しても後悔はないと思います。
個人的には、AppleWatchの方が見た目も機能面からしても、普段から着用したいと思えるのは断然AppleWatchです。ただし、MiBand4と比べるとコスパは微妙です。
ここからは2つのデバイスがどのように異なるかをもう少し詳しく比べて説明してみます。
通知機能
[jin-iconbox07]Apple Watch Series 5[/jin-iconbox07]
どちらも、LINEや電話が来たときに通知をしてくれます。携帯がカバンの中に入っていても気付く事ができるので便利です。
Apple Watchの方がディスプレイが大きいので、通知の内容が読みやすいです。
通話の通知に関しては、Mi Bandでは、着信の受け取りまたは拒否を選択する事ができます。Apple Watchでは、電話受け取り拒否だけでなく、マイクを使っての通話も可能です。
文字盤
[jin-iconbox07]Apple Watch Series 5[/jin-iconbox07]
Series5では常時点灯する事ができるので、手首を動かさなくても時刻を確認する事ができます。(この設定はオフにする事もできます。)
また、5で利用できるインフォグラフという文字盤を利用すれば、一つの画面で多くの機能に一瞬でアクセスする事ができます。どのアプリや機能を文字盤に入れるかは自分の好きなようにカスタマイズできます。例えば、私はFocusとToDoistをよく利用するので、文字盤からすぐアクセスできるようにしています。
インフォグラフの文字盤では、8つの機能をカスタマイズする事ができます。
もちろん、自分の好きな写真を文字盤にする事も可能です。またトイストーリーやミッキーマウスなど可愛い文字盤も揃っています。
Mi Band4でも、自分の好きな画像を設定する事ができますが、設定が少々面倒です。
Ai機能
[jin-iconbox07]Apple Watch Series 5[/jin-iconbox07]
NFC付きMi BandではAi機能がありますが、現時点では中国語のみのようです。
AppleWatchではiPhoneと同じくどの言語でもSiriを使用する事ができます。
iPhoneが手元になくても、Siriを利用できるのはかなり便利です。
睡眠ログ機能
[jin-iconbox07]Mi Band4[/jin-iconbox07]
今回AppleWatchを購入して一番気になったのは、純正の睡眠アプリがないということです。つまり、睡眠を記録したい場合は、サードパーティアプリ(Apple以外で作られたもの)を使用する必要があります。
その点、MiBandは、純正のアプリで自動的に睡眠を記録してくてます。サードパーティアプリを追加で購入する必要もありません。AppleWatchよりも軽く、充電を気にする事もないので、睡眠ログにはMiBandを使うのが最適と言えるでしょう。
ただし、MiBand4にはスマートアラーム(眠りが浅い時間に起こしてくれる)機能がないので、スマートアラームで起きたい場合は、それに対応しているアプリを購入するしかなさそうです。
運動・フィットネス機能
[jin-iconbox07]Apple Watch Series 5[/jin-iconbox07]
AppleWatchでは、ランニングやウォーキング、ヨガやHIITと様々な種類のエクササイズを記録する事ができます。
一方のMiBand4ではウォーキング、ランニング、トレッドミル、サイクリング、エクササイズ全般、スイミングのみです。
細かくワークアウトを記録したいのであれば、断然にAppleWatchです。
充電
[jin-iconbox07]Mi Band4[/jin-iconbox07]
Mi Band4を使う最大のメリットは充電の持続時間で、最大20日は持続可能です。(通知やワークアウト機能の利用が少なければ1ヶ月以上持つ事も)
AppleWatchは頑張って3日、普通なら1日、2日くらいしか持ちません。私は寝る前に充電するようにしているので、そこまで面倒とは思わないのですが、睡眠をAppleWatchで記録する場合は、夜寝る前に充電という事ができないので、面倒と感じてしまうかもしれません。
NFC支払い
[jin-iconbox07]Apple Watch Series 5[/jin-iconbox07]
AppleWatchでは、Suicaやクレジットカードなどを使う事ができます。わざわざ財布をカバンから出す事もなく使えるので非常に便利です。
Mi Band4にはNFCバージョンがあり、キャッシュレス支払いに対応していますが、現時点では中国国内のみとなっています。
アプリ
[jin-iconbox07]Apple Watch Series 5[/jin-iconbox07]
AppleWatchでは、スマホのようにサードパーティアプリ(Apple以外で作られたアプリ)を追加する事ができます。
Mi Band4では、そのようにアプリを追加する事はできません。
ただし、現時点では、AppleWatch対応アプリが多くある訳ではないので、購入前にはどのアプリでどのような事ができるかを調べておくと良いです。
見た目・バンド
[jin-iconbox07]Apple Watch Series 5[/jin-iconbox07]
どちらのデバイスもバンドを変える事ができますが、Apple Watchの方が種類は断然豊富です。
また、Mi Bandは、どうしても時計というよりは、フィットネストラッカーに見えてしまうので、フォーマルな場面での使用には向いていません。
さすがにMi Bandの十倍以上の価格であるだけあって、Apple Watchの方が高級感は出ます。ビジネスやフォーマルな場面では、Apple Watchが使いやすいです。
まとめ
見た目も機能もApple Watchの方が優れていると言えますが、コストパフォーマンスの面からすると、正直微妙なところです。とりあえずAppleWatchを試してみたいという場合は、現在ではかなり安くなったSeries3でも良いかなとも思います。
今後もっといろんなアプリがWatch対応になったり、WatchOSでさらに便利な機能が追加されれば、今よりも満足度は上がるかもしれません。
その反面、Mi Band4は基本的な機能しかないものの、かなりコスパが高いと言えます。3000円ちょっとで購入できるので、スマートウォッチが自分に合わないと思って使わなくなっても納得できる値段だと思います。最初はMi Bandを試してみて、もっといろんな機能が欲しいと思ったらApple Watchを購入するのも良い方法かもしれません。