私は最近までベクターでイラスト販売することを恐怖に感じていました。
なぜなら、レイヤーやベジェ線がごっちゃごちゃでどう整理すれば良いか分からなかったから。(面倒だったのもある。)
最初からきっちり綺麗なベクターイラストが描ければそれでいいのだけれど、特に複雑なイラストを作成すると、どうしてもこうなってしまうことが多かった。
でもやっぱりベクターで売りたかったので、どうすればいいか調べてみました。
ベクター素材を販売するのに必要な基準って?
フォトストックサイトにもよりますが、基本的なポイントを抑えれば、審査に通ると考えられます。
- 不要な孤立点やパス、オブジェクトは消す
- 塗りのオープンパスがあれば閉じる
- 全てのレイヤーをロック解除して「表示」とする
- 購入者に分かりやすいようにレイヤーに名前をつける
- テキストはアウトライン化する
これらのポイントをチェックして、ベクターイラストを何枚か申請したところ、とりあえずAdobeStockの審査に通ったので、一応販売できる基準までに達することができたようです。
そして、ベクター素材を販売する前にとても参考になった記事が3つ程あったので、ぜひ目を通してみて下さい。どの記事もPixtaとAdobeの公式からの記事なので、これを読んでコツを掴めば、審査にも通りやすくなります。

ベクターでチェックするときに使えるスクリプト
上で抑えたポイントを全て自分の目でチェックするのは大変です。
そこで直すところを自動でチェックしてくれる素晴らしいスクリプトがPixta公式サイトからダウンロードすることができます!
孤立点や塗りのオープンパスなどがないかをワンクリックで確認できるので、ベクター素材を販売する方は必須です。インストールの仕方もしっかり書かれているので、スクリプトを使ったことがない人でも、すぐに使用できます。
最後に
ベクターを販売する際は購入者にとって使いやすいようにファイルを作成したいものです。
他の人がどのようにベクターを作成しているか勉強したい場合は、YouTubeでチュートリアルや、無料イラストサイトでベクターファイルをダウンロードしてどのようにファイルが作られているかを学ぶことがオススメです。