ポモドーロテクニックは、一つの作業と休憩を繰り返す時間管理のテクニックとして有名で、たくさんの人たちに支持されていますが、いまいち上手く使えなかったという人も多いです。
今回お話するフロータイムテクニックは、Zapierのブログで紹介されていた、ポモドーロとは少し異なる時間管理テクニックです。
フロータイムテクニックの使い方
- タイマーを用意し、今から行うタスクを一つ決めます。
- タイマーをスタートさせ、タスクを開始します。今のタスクだけに集中します。
- 休憩が必要だと思った時に、タイマーを止めます。
- 時間と行ったタスクを記録して、休憩します。
- これを繰り返します。
フロータイムテクニックでは、ポモドーロと同じく1つのタスクだけに集中します。マルチタスクは厳禁です。
ポモドーロと大きく異なる点は、フロータイムテクニックでは、制限時間がありません。このテクニックでは、自分が休憩したいと思った時に休憩を取ります。
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[2-left bg_color=”#f7f7f7″ title=”ポモドーロテクニック” style=”1″]
- 一つのタスクに集中
- 制限時間がある
- 時間と行ったタスクを記録する
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[2-right bg_color=”#f7f7f7″ title=”フロータイムテクニック” style=”1″]
- 一つのタスクに集中
- 制限時間なし
- 時間と行ったタスクを記録する
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ポモドーロテクニックでは、一回の作業時間を30分前後に決めている人が多いかと思います。まだ休憩しなくてもいいのに、強制的に休まなきゃいけないのが、ポモドーロのメリットでもありデメリットでもあります。
強制的に休むことによって、長時間集中しすぎて疲れてしまうことはないです。また時間に制限があるからこそ、一つのことに思いっきり集中できるというメリットもあります。
しかし、これを逆に言えば、集中しているところで作業が強制的に中断され、邪魔になってしまうとも言えます。
このように、ポモドーロテクニックが逆にデメリットとなってしまう場合もあるのです。
休憩時間は何分くらいがオススメ?
ポモドーロテクニックでは5分から10分くらいが主流ですが、フロータイムでは、集中時間によって変えることをオススメします。
例えば、30分以下であれば5分、30分から1時間未満であれば7分、1時間以上は10分などです。
どんなテクニックを使っても記録が大事
どちらのテクニックも記録を取ることが推奨されています。何にどう時間を使っているのか把握することはとても大事です。
記録をして、後で見返すことによってモチベーションを上手に保つことができます。
記録する内容は、日付と集中開始&終了時間、そして行ったタスクだけでOKです。
まとめ
フロータイムとポモドーロ、どちらにも異なるメリットがあるので、一概にどちらの方が優れているとは言えませんが、まずは試してみて、試行錯誤を繰り返して自分に一番合ったやり方で、仕事をするのが一番効率的です。
また、作業によってテクニックを変えるのも良いかもしれませんね。
ポモドーロテクニックについても詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。